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電源の管理
注記:コンピューターには、電源ボタンまたは電源スイッチがあります。このガイドで使用する「電
源ボタン」という用語は、両方の種類の電源コントロールを指します。
コンピューターのシャットダウン
注意:コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。
[shutdown](シャットダウン)コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプロ
グラムを終了し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。
以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。
●
バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合
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USB(Universal Serial Bus)ポート以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する場合
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コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合
電源ボタンでコンピューターの電源を切ることもできますが、Windows の[シャットダウン]コマンド
を使用した以下の手順をおすすめします。
注記:
コンピューターがスリープまたは休止状態(一部の製品のみ)の場合は、シャットダウンをす
る前に電源ボタンを短く押して、スリープまたは休止状態を終了する必要があります。
1. 作業中のデータを保存して、開いているすべてのプログラムを閉じます。
2. [スタート]ボタン→[電源]アイコン→[シャットダウン]の順に選択します。
コンピューターが応答しなくなり、上記のシャットダウン手順を使用できない場合は、以下の操作を
記載されている順に試みて緊急シャットダウンを行います。
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ctrl + alt + delete キーを押します。[電源]アイコン→[シャットダウン]の順に選択します。
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電源ボタンを 5 秒程度押し続けます。
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コンピューターを外部電源から切り離します。
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電源ボタンを 15 秒程度押したままにします。
電源オプションの設定
注意:
コンピューターがスリープ状態のときに問題が発生する可能性がある既知の脆弱性がありま
す。お使いのコンピューターのデータへの不正アクセスを防ぐため、データが暗号化されていたとし
ても、コンピューターから物理的に離れる場合は、スリープではなく必ず休止状態にすることをおす
すめします。特に、コンピューターを持ち運ぶ場合にこの操作は重要です。
省電力設定の使用
スリープは、出荷時に有効に設定されています。スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面
表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存されます。
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第 6 章 電源の管理
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