コンピューターセットアップ (F10) ユーティリティ:[Advanced] (詳細設定)
注記: コンピューターセットアップ (F10) ユーティリティでサポートされる機能は、お使いのハー
ドウェアの構成によって異なる場合があります。
オプション 説明
Power-On Options (電
源投入時オプション)
以下の項目を
設定します
。
●
POST messages (POST メッセージ):有効/無効に設定します。この機能を使用すると、シス
テムから POST のエラーメッセージが表示されます。このエラーメッセージは、ワークス
テーション
の起動中に
BIOS で何らかの問題
が発生した場合
、電源投入時のセルフテスト
中
にモニターに表示されます。POST のエラーメッセージが表示されるのは、ワークステーショ
ンがこの段階まで起動
できる場合のみです
。POST がこの段階になる前
にエラーを検出した
場合
は
、代わりにビープコード
が生成されます
。初期設定では無効
になっています
。
●
[Press ESC for Startup Menu] (Esc キーを押して [スタートアップメニュー] を表示):有 効 /
無効に設定します。この機能は、POST 実行中の [Press the esc key for Startup Menu] とい
うテキストの表示
を制御します
。高速起動に対応
している
Windows 8 システム
では
、この
テキストとその
他のテキスト
(オーナーシップタグ
など
) の両方が表示
されません
。
●
Option ROM Prompt (オプション ROM プロンプト):有効/無効に設定します。この機能を
使用すると、オプション ROM をロードする前にシステムから
メッセージが表示されます
。
初期設定では有効
になっています
。
●
After Power Loss (電源の停止後):[Power off] (電源オフ)/[Power on] (電源オン)/[Previous
state] (以前の状態
への復帰
) に設定します。初期設定
では
[Power off] になっています。以
下のように機能します。
◦
Power off:電源が復旧しても、ワークステーションはオフのままです。
◦
Power on:電源が復旧するとすぐに、ワークステーションが自動的
にオンになります
。
◦
Previous state:電源の停止時にワークステーションがオンであった場合のみ、電源の再
投入時にワークステーション
が自動的にオンになります
。
注記: テーブルタップを使用してワークステーション
の電源をオフにした場合
、一時停止/ス
リープ機能およびリモート管理機能
は使用できなくなります
。
●
POST Delay
(POST 開始遅延時間) (秒単位):この機能を使用すると、ユーザーが指定した遅
延時間が POST プロセスに追加されます。この遅延時間は、立ち上がりが遅い (POST が完了
しても起動の準備ができていないほど
遅い
) ハードディスクドライブ
で必要になる場合があ
ります。POST 開始遅延時間によって、コンピューターセットアップ (F10) ユーティリティ
を起動するために F10 キーを押すまでの時間に余裕
ができる効果もあります
。初期設定
で
は [None] (なし) になっています。
●
Remote Wakeup Boot Source (リモートウェイクアップブートソース):[Remote server] (リ
モートサーバー)/[Local hard drive] (ローカルハードディスクドライブ) に設定します。初
期設定では [Local hard drive] になっています。
●
Factory Recovery Boot Support (工場出荷時リカバリ
の起動サポート
):有 効 /無効に設定
しま
す。この機能を使用すると、ユーザーのハードディスクドライブ上にリカバリパーティショ
ンが存在する
場合に
、BIOS がそのリカバリパーティションからの
起動に変更できるようにな
ります。一部のバージョンのリカバリソフトウェアは、この機能が無効になっている場合で
も F11
キーが押されたときの
設定を優先します
。初期設定では無効
になっています
。
●
Bypass f1 Prompt on Configuration Changes (変更の確認
で
F1 プロンプト
をバイパス
):有
効/無効に設定します。変更が行われた後の確認手順をスキップできます。初期設定では有
効になっています。
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第 2 章 システム管理
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